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過去3年間でローレン(ビデオの女性)が出したゴミの量、メイソンジャー1本
前回からの続き。。。
「なぜゴミが減ると乳がんも減るのか」
(ビデオから)
さて、もしかしたらあなたが、私が実行しているサステイナブルな生活にご興味があるかもしれませんので、どうしたらそれが可能になるのかの3つのステップをお教えしましょう。
1.自分が排出しているゴミを査定する
私はこれをすることで、自分が出すゴミの種類が3つあることがわかりました。
まずは食材のパッケージ。そこからは、マイバッグやメイソンジャーを持ち歩くということを学びました。
次に日用品のパッケージ。そこからは、自分で日用品を作ることを学びました。
そしてオーガニック野菜等の生ゴミです。そこからは、コンポスト(堆肥)を作ることを学びました。
以上のことを実行しただけで、これまで排出していたゴミを90%も減らすことができました。
2.できることからやる
一気にいろんなことをやろうとするとハードルが高いので、意識を高めながらも日々できることからひとつひとつやってください。マイ箸やマイカップ、紙ナプキンの代わりにマイタオルなどを持ち歩くなどです。
3.DIY
日用品は自分で作りましょう。歯磨き粉なんかはベーキングソーダで簡単に作れます。一度始めたら、
これまで使っていた市販のものは使えなくなるくらい気持ちのよいものですよ。
怖い話
実は。。。日用品や掃除用洗剤などを調べていくうちに、恐ろしい事実がわかりました。
アメリカでは掃除用洗剤を作るのに、 なんと85,000種類もの工業化学物質が使われていることがわかりました。『サステイナブル用品』と謳われて売られている製品にさえも、実はいくつかの危険な成分が使われています。
特に掃除用洗剤は、アメリカの法律ではすべての成分表示をしなくともよいことになっているので、どんなケミカルが使われているか、その全てを知ることはできません。
私たち消費者は、からだに悪いものが含まれていないことをひたすら祈るだけ。これはとても恐ろしいことです。
自分で作った安全なものを使ってもらうために
そんな中、以前、自分のサステイナブルな生活を、自作の日用品なども含めて紹介していたブログに、質問が頻繁に来るようになりました。「あなたの言うように自分で日用品を作ってみたいんだけど、忙しくてとてもそんな時間がない〜」と。
ふ〜む。じゃあそれなら、っと、そんな方達が買えるようにと、自作の日用品を一般にも販売する会社を作りました。原料はもちろん、キッチンで見られる、たとえばベーキングソーダなどの安全なオーガニック成分だけを使用し、パッケージングもリサイクルできるものだけを利用した、ビーガンな製品です。
人生は思わぬ方向に向かうものですね。そのとき実は、結構いい仕事に就いていたんですが、それをやめて洗剤を販売するようになるんですから。笑
ゴミを減らすことで学んだ、一番大きなこと
皆さん、この一連の流れで私が学んだことは、「危険だから」「危ないから」「使うのをやめなさい」「食べるのをやめなさい」と、唾を飛ばしながら叫んだところで、人はなびかない、ということ。
人の考えや行動を強制することはできないのです。子供がいい例で、彼らは、やめなさいと言われたらますますやりたくなるのと一緒です。
だから、Living with my value (自分の価値に生きる)、ことをお勧めします。そうすることですべてが変わります。
先日、父の家に行ったときの話です。父が「ちょっと俺のゴミ箱みてくれよ」と。「先月はゴミが2袋でリサイクルが1袋だったけど、今月はゴミが1袋でリサイクルが2袋だったよ」と言うのです。私は彼には一言もゴミに関するお説教をしたことはありません。
このように、「自分の価値に生きて」いたら、周りの人もだんだんと変わってくるのです。Living with your value が大事なことなのです。自分が信じる生き方を全うしていれば、必ず人をインスパイアできます。あなたがわざわざ言葉にして言わなくとも、信念をもって生きる素晴らしいあなた自身を見て、人は変わるのです。
《ビデオはここまで》
続く。。。。
【今日の胸ことば】
言葉とか文字では人は動かせない
by 本田宗一郎