“Living with your values” (自分の価値を生きる)
アロハ。
あなたの胸を夢と希望で再建するお手伝い、乳がん再発予防プロモーターのカズサ・フラナガンです。
先日、ブラボ〜〜〜!なYouTubeビデオを見つけました。
『ゼロ・ウェイスト・ライフ』を実行していうるNY在住の若い女性。ウェイスト(Waste)とは、いわゆるゴミのこと。そう、彼女は「ゴミを出さない生活」をしています。
なんと、過去3年間で排出したゴミの量がたったのこれだけ。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
はい、メイソンジャーに1個分です。3年間分ですよ!
信じられますか?
アメイジング〜〜〜〜、ですよね!
ビデオが英語で字幕がないので、あらかたの内容を日本語でご紹介しながら、今日から3回に分けて、
「なぜゴミが減ると乳がんも減るのか」を話していきます。
プロローグ
環境問題に非常に関心があるこの女性は、大学で「環境科学」を勉強していました。
ある日、自分のクラスメートがほぼ毎日ビニール袋やタッパーに食べ物を詰めて持ち込み、プラスチック製のフォークやナイフで食べ、ペットボトルの水を飲み、そしてそれらをゴミ箱にポイ投げしていることに強烈な違和感を感じます。
「これから世の中をサステイナブルにしていこうと思い、環境科学を勉強している人間がこんな意識でどうする!とても同じ志をもっているとは思えないっ!」と大憤慨。
ところが。。。ある日、とてもショッキングな出来事が起こります。
プラスチック〜〜〜〜
家に帰り、いつものように夕飯の支度をしようと冷蔵庫を開けると。。。 冷蔵庫の中に詰まった食材がすべてタッパーに入れられていることに気づきます。
ハッとしたそうです。
なぜ今まで気づかなかったのか!そう、プラスチックもののゴミをポイ投げしていたクラスメートを非難した自分自信も、御多分にもれず現代の便利社会に完全に溶け込んでしまっていたのです。
サステイナブルな世の中を作りをするために日々大学で環境問題を勉強し、デモ・イベントがあれば積極的に参加したりしている自分が、こんなにも矛盾した生活をしていたなんてありえない、と。
あのクラスメートと同じ穴のムジナではないか!と。
そして、その瞬間、彼女は心に固く誓います。
「今後一切、プラスチックバッグなど、パッケージングされたものを買うのをやめる!」と。
それって難しいんじゃ。。。?
まあ、そうは言っても今の世の中、プラスチック製品を使わないという選択は、そんなに簡単なことではありませんよね。
家の中を見渡せば、パッケージングされていないものは皆無に等しい。歯磨き粉、シャンプー、化粧品、洗剤の類、サプリ、肉や魚や野菜などの食材、調味料、スナック菓子、もうありとあらゆるものがパッケージングされています。
そしてタッパーウェア、サランラップ、ジップロックなどの便利グッズもみなプラスチックでできています。
プラスチック製品を使わないなんて不可能だと思うでしょう?でも、ちょっと思考ややり方を変えればそれほど難しいものではないんですね。
ちょっと思考を変えるだけ
まず私は、新品の洋服を買うのをやめました。洋服を作る過程で、かなりのケミカルと水やエネルギーを使い、排出します。だから、本当に必要な洋服だけを古着屋で買う。
また、スーパーにはマイバッグやメイソンジャーを持ち込んで、バルクで販売(量り売り)しているものを買います。
野菜や果物はファーマーズマーケット(マルシェ)で新鮮なものを買います。たったこれだけで、劇的にゴミの量が減りました。
人生で一番ハッピー
さて、この自分の徹底的なアンチプラスチック生活からどんな結果が生まれているか。
まず一番大きいのは、お金の大節約ができました。
よく、「サステイナブルな生活ってお金がかかるんでしょう〜」と言われます。
実は全くの逆で、例えば、新品のデザイナージーンズは200ドルとかしますが、古着屋では、同じタイプのものが数ドルで変えちゃったりする。ちょっと自分の生活を見直して、本当に必要なものはなんなのかが分かれば、それだけを古着屋で買えばいいわけです。
また、パッケージングされている食材や日用品を買わないってことは、価格の15%はパッケージング分だからそれも節約できますよね。
そして、食生活がとても健康的になります。
糖分が多かったりするような加工品類は、まずパッケージングされていないものってこの世の中には存在しませんよね。だから、パッケージフリーの食材と言ったら必然的に加工品ではなく、ファーマーズマーケットなどで買う生の野菜や果物、バルクで買う豆や雑穀類ということになり、結果、体重維持もできるし、からだが健康になります。からだが健康だと精神も健やかになる。。。
今私はこれまでの人生の中でも最もハッピーな毎日を送っています。
“Living with your values” (自分の価値を生きる)
そう、やっと今、「Living with my value」と言えるようになったのです。最高に気分がいいですね。「環境を大事にしています」とただ口で言うだけでなく、毎日その自分の思想を実行しているんです。
続く。。。。
【今日の胸ことば】
夢のある生き方ができない人が
他人の夢を笑うんだ
by James Brown