よく聞かれる質問にお答えしようと思います。
「かずささんはどうやって乳がんだとわかったんですか?」

あれは2009年の秋のことでした。。。(遠い目)

私は東京におりました。当時マネージングしていたミュージシャンの仕事で
日本ツアー中。

いつものように仕事が終わり、打ち上げも終わり、さあ、溜まった仕事をやっつけよう、と、
ホテルの部屋でコンピューターを開いた時。。。。

あれ。。。?

なんだか。。。?

胸がチクチクするなあ。

と思ったのです。

でも、もうお年頃的には、生理が近くなると胸が張る、とか痛い、とか、
そんな可愛いことを言うような時期は過ぎていたので、
直感的に「何かおかしい」と思ったことを覚えています。

必然的に手が痛む胸に伸びました。

その時触れた、自分の胸の中に巣食っていたあの恐ろしい塊の感触を、今でもハッキリと覚えています。

乳がんを心配するなら、毎日自分の胸を揉むことをお勧めします。
(あ、もちろんパートナーの胸を揉むのもよいですね)

 

 

私の経験からお話ししますが、乳がんを発見するには触診が一番間違いないと思います。

よく、「う〜ん、なんだかボコボコなってる部分があって、もしかしたらって思うんだけど〜」
的なことを言いながら、自分の胸にしこりがあるんじゃないかと勘違いしている人が多いんですが、

それは「違います」と断言できます。

女の勘はそんなもんじゃあない。

もちろん、中を開けてみたわけじゃないので本当にしこりかどうかはいろいろな検査をしてみなければハッキリしたことはわからないけれど、
「しこり」は絶対「しこり」だとわかります。自分がそう教えてくれる。

でも、毎日胸を揉んで、自分の胸の状態を知っておくことがポイントですよ。

まあ、私の場合は自分の胸を揉むなんてことはしたことはなかったし、パートナーに至ってはそういう観点で揉んでいたわけぢゃないので(笑)、
偉そうなことはいえないんだけど。。。。

私は発見した時にすでに2センチ以上のサイズと化していたので、すぐ!わかりました。

冷や汗が出て、背筋が凍りました。ほんと。

もちろん、乳がんっていろんなタイプがあって、ハッキリとしたしこりにならないものもあるので、触診の成功率は100%ではありません。

でも。

あなたの乳がんのタイプがしこりタイプで、それも毎日胸を揉んでいたために発見がかなり早期で済んだとしたら?

さあ、今日から始めましょう。

自分の胸を毎日揉む習慣。

 

【今日の胸言葉】

ひとがひとでなくなるのは

自分を愛することをやめるときだ

by 吉野弘