「かずささんにバッタリ会ったりすると、ハッとするんですよね。自分の健康に気をつけなくちゃって。」

 

そう、私は乳がんの経験を境に、『健康オタク』になりました。

それからというもの、自分のことももちろんそうだけど、

家族や友人知人の健康が気になる気になる。笑

 

メールの文末は必ず、「からだ大事に」で締めていました。

ちょっとでも不健康な投稿とか見つけると、「健康第一で〜」とかコメントしたりね。

 

でも、今日から一切、他人に対してそういう言葉を伝えることをやめました。

 

なんで今日から〜って?

 

実は、数日前にちょっとした出来事がありました。

 

まだ30歳半ばの男性の知人が、病気になったことをFBに投稿していたので、

お大事にメッセージを送りました。

 

きっと、ウザ〜っと思ったのでしょう。こんな返事が。

「天命ですよ。タバコがんがん吸ってたって100歳まで生きる人もいるんだし」

 

なるほど、そうきたか。。。

いや、間違いではないです。

不摂生しても長生きな人たちいます。

そして、同じようなことを言う人たちもいっぱいいるし、たまに言われるし。

 

ただ。。。

思うんだけど(本人には言わなかったけどね)、

病気になった自分はもう、そっちのグループの人間じゃないことが証明されたわけです。

不摂生してても100歳まで生きるグループからは外れちゃいました。

 

まあ、それでもいい、という人もいます。

死ぬときゃ死ぬんだし、と。

 

彼もまだ小さい子供が2人いるんだけど、経済的には全然困らない状況を作りあげているので、

切羽詰まった感はないのかもしれません。

 

 

個人的に。

健康に気をつけるって、自分のためというよりも、

愛する人のためにするべきことだと思うのです。

愛する人が自分の看病のために困らないように。

愛する人が自分を助けるためにお金を散財しないように。

愛する人が死んでしまいたいと思うほど悲しまないために。

 

まあでも、そんな理想を追うだけの美しい話しじゃなくて、

病気や事故は自分の意思とは関係なく訪れるんだし、

彼が言うように、命なんて自分ではどうしようもなくて、

天から与えられた期間を全うするしかない、ものでもある。

そうなのよね。

 

で。

この出来事があってから、以前から心の片隅でくすぶっていた思いが、

今ハワイ島でとても活発なキラウエア火山のように噴火しました。

ボッッッ!

 

 

皆いい年の大人なんだから、「健康に気をつけなくちゃ」なんて

わかってるのよねー。

言われなくたってわかってるっつーの。

ウザッ!

 

ということで、もう、からだ大事に、とか、健康第一で、とか、

言わないことにしました。

 

これは自分が経験してよくわかってることだけど、

人間って、病気になるまで健康だと思ってるし、

自分は病気になんかならないと思ってる。

病気になって初めて、そういう考え方をしていた自分にあきれ返り、

慌てふためいてググりまくったり、病院に行って医者に泣きついたりするのです。

自分がそうだったからよくわかる。

 

だから。

私は、これからは、病気になった人が私を必要とした時に耳を傾ける役に徹しようと思います。

 

今年はがん患者のためのヨガ指導もスタートするし、

私を必要としない人にまで余計なお節介はしないと決めました。

 

実際今は、がんになったという人からの連絡が多く、

私の想いとしては、病気にならないように、という声掛けよりも、

病気になった、じゃあどうする、を一緒に考える方が大事なのです。

 

先日のちょっとばかしショッキングな出来事は、

逆に私の目を覚ましてくれたので、ありがたかったです。

 

あ、でも、私と話したい人はいつでも連絡くださいね〜。

健康な人とは話しはしない、とかの話しじゃないので。

 

そして、これからもブログでは健康のことやヨガのことを発信していくので、

私から「からだ大事に」も「健康第一で」も言われなくなった人は、

そちらで情報ゲットしてください。

 

ではでは〜。

Stay Healthy!! 
(と、最後に言わせて。笑)

 

【今日の胸言葉】

もし今日が人生最後の日だとしたら、

今やろうとしていることは

本当に自分のやりたいことだろうか?

by スティーブ・ジョブズ