カエルヨガ

まず初めに

私は根っからのポジティブ人間だし、生まれてこのかた、〇(好きな数字を入れてください)じゅう年、本がシリーズで2冊は書けるほどの波乱万丈な人生を送ってきたので、大抵のことは我慢できるし、文句を言うこともそうそうない。

特に、世間一般ではそろそろリタイアに向けて準備し始めるであろうこの年頃に、これから乳がんヨガのインストラクターになろうという熱い思いでヨガの練習に日々明け暮れているわけなので、ちっちゃいことに気を取られている時間はないのである。

 

でも、今日はちょっとね

私は、これまでもいろんなスタイルのヨガを学んできたし、これからもそうしたいと思っているので、現在受けているヨガ・ティーチャートレーニング以外の時間は、週に4日か5日、いろいろなスタイルのヨガのクラスを取っている。

今日は、その今の私の人生の約8割を占める時間の中でちょくちょく発生する「ヨガクラス迷惑マナーあるある」話をほんのちょっとだけここでシェアすることに決めた。まあ自分のことはワカラナイので、それはひょいっと棚に上げて、だが。

 

戦士ヨガ

あるあるその1: ワイニング人間

ワイニングとは、英語で「めそめそする」とか、「愚痴る」の意。子供が欲しいものが手に入らない時、例えばスーパーとかで足をジタバタさせながら、「あれ買ってぇぇぇ」とグズグズ言ったりする絵を想像して欲しい。

なぜか男性に多い。要は、ポーズがキツイらしいのだ(当たり前じゃあ!)。静まり返った空間で、それもクラスが始まった直後からワイニングし始める輩。大げさに「アウッ!」「んんんん〜〜〜〜」「おぉぉぉぉぉぉ」「フューッッッッ!」そして、極め付けの「xxxxFワード!」

周りの人の集中力が一気に下がるので、やめて欲しい。

 

 

あるあるその2: 混んでるのに、ポジションを陣取ったら動かない

特にホットヨガの生徒に多いのだが、スタジオの場所によってはちょっとだけ他のポジションと比べると涼しいところがあったり、通常ヨガでも自分の居心地のいいポジションを取るためにダッシュする人がいる。サッとマットを引いちゃえば、そこはもう「私の場所」。そこまではいい。でも。。。日によっては混み合いますからして、皆でちょっとずつ動いて譲り合うって〜のが素敵なヨガ人。まあ、大抵はそんな状況が期待できる。なのに。。。コテでも動かない人がいる。ドンっとマットに横になり、知らんぷりだ。ど〜してぇぇぇ???

 

 

あるあるその3: ヨガするのに化粧をしてくる!

これ、あ.り.え.な〜〜い!人に迷惑かけないっしょ、と思う?いや、化粧って匂うのよ〜。ヨガ中の化粧、それもケミカルの匂い、勘弁してくださいっ。

 

 

あるあるその4: 袴ズボン!?

この、どうも、時代劇のような袴ズボンはいただけない。動きに合わせてバサンバサン。インストラクターも、体の線や動きが見えないのでアジャストできない。アメリカではまず見られないのだが、日本に行くと。。。なぜ多い?想像するに、たぶん、アジア系のファッション感覚、ということなのだと思う。

そういえば、この間、ネットでこんな記事を見つけた。「海外のインストラクターやセレブの影響で、ヨガはビキニトップやスパッツ、ショートパンツの解放的なイメージがあるかもしれません。けれど実際にはそういった恰好でヨガをしている人は少ないです」。 これ、間違い。

少なくともアメリカの、特にセレブの影響を受けたヨギーニ達は格好いいので(悔しいが)、さっそうとビキニトップとスパッツやカプリ、またはショートパンツでヨガをしている。私もいつもタンクトップにカプリ。いつかビキニトップとショートパンツでヨガができる日を夢見ている。

袴派のあなた、自分ではアジアンフィーリングを楽しんでいるのかもしれないが、かなり格好悪いので、やめた方がいい。気になるバサバサ音や、広がった袴が隣の人のマットにかかったりと、以外と他人にも迷惑がかかっていることをお忘れなく。

忍者ヨガ

 

以上、まあ、別に気にしなきゃいいっちゃあいいわけだが、ヨガは、クラスに通う以上、個人というより団体イベントだ。自分以外の人が同じ空間にいる以上、そこにはマナーってもんが必要になってくると思う。

あの、扉の締められた狭い空間で同じ空気を吸い汗を流し合う仲間。なるべく清潔を保ち、皆が気持ち良くゾーン(究極の集中)入りできる状況を作り合おうではありませんか。

 

 

【今日の胸ことば】

成功に至る近道などあり得ない。情熱を持ち続け、生真面目に地道な努力を続ける。

このいかにも愚直な方法が、実は成功をもたらす王道なのである。

by 稲盛和夫