抗がん剤の後遺症はこんな感じ、と、先日こちらに書きました。

https://www.yumemune.com/yumemuneblog-030117/

 

その中でも私が一番痛めつけられ続けているのは、「関節痛」です。

 

ヨガをするので、股関節が激痛、とか、肩が痛くて回らない、とか言うと、皆びっくりします。
え〜?だってヨガやってるよね?って。

 

最近は手首や指が痛くて、なかなか大変です。笑

 

抗がん剤をやったばかりの頃、本当にからだ中の関節が痛くて
まったく動かなくなり医者に泣きついたことがあります。

 

医者の答えは「命助かったんだから我慢我慢。我慢できないなら痛み止め出すよ〜」。

 

なるほど、そう来たか。

あの時は、本当にその医者の胸ぐらを掴むところだった。。。

 

もう二度と相談なんかするもんか。
医者なんてなんでも薬で解決したがるだけなんだ。

 

まあ、そんなことは初めからわかっていたのに、
あの辛さは自分ではどうすることもできなかったんだよね。

 

さて。

医者は頼れないと再認識した私は、健康オタクになりました。笑

 

関節痛の解決方法をググってググってググりまくったんだけど、
結局、残念ながら、抗がん剤を体内に入れてしまったからだからは、
ちょっとやそっとじゃ毒は抜けないのだ、という結論にたどり着きました。

 

だから、まんざら医者が言う「我慢」は嘘ではなく、
もうこうなった以上は、「上手に付き合う」以外道はないのだなあ、
と観念。

 

が。

もちろんそのまま泣き寝入りなんかしなかったもんね。

 

ネットで探し出した様々な知識を元に、針に通い、
ナチュラルストアで勧められるものはほぼ全て試し、
まあ要は、だましだまし関節の痛みと上手に付き合うことを覚えました。

 

そんなことをやり続けていると、自分のからだに合うサプリや運動法などがわかってきます。

 

私の場合はチアシードとヨガでした。

 

チアシードを勧められて食べ始めて4ヶ月目、重度の関節の痛みがものすごく軽くなり、
乳がんを宣告されてからやめていたヨガを再開することができました。

 

そこまでたどり着くのに、がん宣告から3年かかっています。
医者の薬に頼らずに、なんとか3年間痛みに耐えながら、上手く付き合う方法を探し続けたのです。

 

 

余談ですが、ヨガを再開してものすごく驚いたことがあります。

 

私は手術で両胸を全摘しているんですが、再建しなかったので、真っ平ら。
なんと、胸があった時となくなってからのからだのバランス感覚がすっかり変わってしまいました。

 

だから、ヨガのポーズも前の感覚じゃできない。
「胸なしバランス感覚」ってものを掴む必要がありました。笑

 

面白いですよね。

 

次回は、この私を悩ませる関節痛、今はどうやって付き合っているか、具体的にお話ししたいと思います。

 

【今日の胸言葉】

涙で目が洗えるほどたくさん泣いた女は、

視野が広くなるの

by ドロシー・ディックス