今日は、ドーシャと食べ物の関係性について。
ちょっと複雑なので、簡単にまとめてみましたよ。
ドーシャ=不純?
ドーシャって、その人の「特性」って言いましたが、その本質には、「不純なもの」とか「病気の素」という意味があります。
例えば、ピッタのドーシャで体調が崩れるのは、ピッタ体質なのに、さらにピッタを増加させる食べ物を食べ過ぎたり、逆に、ヴァータやカパをもっと減少させてしまう食べ物を食べ過ぎたりした場合に、ピッタ(不純なもの)が増えて病気になるわけです。
消化が鍵
また、アーユルヴェーダでは、肉体的の不良は「食べたものの消化」がうまくいっていない結果であると考えます 。
人間のからだは、サンスクリット語で『アグニ』という、消化エネルギーを持っているので、自分のアグニの強さに応じて食べることが大切だそう。
消化不良は、『アーマ』という毒素をもたらしドーシャの乱れ(病気の素)を起こします。
消化がきちんとできて、アーマを防ぐことができたら、『オージャス』という活力の素、元気の素が発生します。
当然、オージャス旺盛な人は元気でキラキラしてて健康な人が多い、ということになりますね。
味のこと
また、アーユルヴェーダの考え方では、味は6つあって、これら6つの味は、前に勉強した5大元素と関係しているそう。
そして、その元素がなんなのかでドーシャとの関連性がわかります。
甘味:地と水 カパ
酸味:火と地 カパとピッタ
塩味:水と火 カパとピッタ
辛味:火と風 ヴァータとピッタ
苦味:風と空 ヴァータ
渋味:風と地 ヴァータ
上の表から言えるのは、例えば、甘いものは、カパを増加させるのでカパ体質の人はあまり食べない方が良い、というわけです。
逆に、自分のドーシャを減らしてくれる作用がある食べ物を食べた方がよい、ということですね。
【今日の胸ことば】
すべての”成功”すべての”巨富”は、
まずアイデアから始まる。
by アンドリュー・カーネギー