ドーシャには「ヴァータ」、「ピッタ」、「カパ」の3つの要素があります。
(ドーシャってなあに、のおさらいはこちら)
自分のドーシャ
人は誰でも、「私はヴァータ」、「私はピッタ」、「私はカパ」というように、自分のドーシャというものを持っていて、その特性が体質を決めます。
なので、アーユルヴェーダの治療法も、ドーシャに沿って行われます。
また、実は人はドーシャがひとつだけでなく、3つのドーシャすべてによって成り立っているというのがアーユルヴェーダの基本の考えです。
それぞれの度合いは違いますが、たいていの人は3つのドーシャのうち、1つもしくは2つ優勢なドーシャがあるんだそう。
紐解きます
では、この3つのドーシャの特徴をそれぞれ紐解いていきますが、これがまた全てを説明するにはかなりの時間を要し、スリランカ出発までに間に合いそうもないので(笑)、ここでは、簡潔にわかりやすく、要点だけをサラッと述べてみたいと思います。
それでもかなりな量になりそうですが。。。
それではさっそくいきましょう!
ヴァータ
ヴァータの特性は、「空」と「風」の元素、エネルギーを持っていて、風のように「動く」性質を持ちます。
ヴァータは空間(空)に存在する空気で、体内で、空気が入る十分な空間を確保し空気がそこで十分に動き回れるようにする役目があります。
う〜ん、ちょっと難しい〜。。。笑
ヴァータが優勢な人は、おおまかに言って、風ですから、変化が激しく不規則な性質があります。
寒さを感じやすく血液の循環が悪い、多くのエネルギーを使うので、「乾く」傾向にあります。
活動的でじっとしていられないので、リラックスすることがあまりないようです。
華奢、体重変わりやすい、乾燥しやすい、月経不規則、疲れやすい、記憶力悪い、地に足がつかない、衝動的、気分が不安定、眠りが浅い、寒がり、便秘などの腸の不調、などが特徴。
次回は第二の特性、『ピッタ』について。お楽しみに!
【今日の胸ことば】
ひとりで見る夢は夢でしかない。しかし、誰かと見る夢は現実だ
by オノ・ヨ-コ